「場数」✖️「振り返り」で成功確率を上げる

「場数」✖️「振り返り」で成功確率を上げる


恋愛もビジネスもただ闇雲に取り組めばいいというものではありません。

実践の後には必ず結果に目を向けて振り返りすることが必要なのです。

才能に溢れるプロの野球選手でさえ毎日自分の打率と向き合ってデータとにらめっこして振り返りと改善をして次の試合に臨むのです。

時には目を背けたくなるような結果に向き合わなければいけない時もあるかもしれません。

この結果にいかに真剣に向き合うか。


今回は、私が普段行っている振り返りを紹介したいと思います。

 

まず、振り返りで重要なことは、

「徹底的に事実のみを振り返る」


主観は入れずに、実際に起きたできごとや自分や相手の言動や反応をただただ振り返りましょう。

最初は全然うまく振り返りできないのですが毎日コツコツ続けていくと、筋トレと似ていて振り返りがどんどんできるようになります。

最初は5行くらいでもいいので振り返りを書く習慣を作ってみましょう。

そして、上手くいったことは習慣化して上手くいがなかったことは次回どうするかを考えましょう。


下記は筆者のある日の合コンの振り返りです。

言語化するために面倒くさいですが毎日文字に起こしてます
※こんなに振り返りできないよと思うもしれないですがここは努力と慣れです
※振り返りをやり始めて3年目くらいの文章です

 

4対4の合コン。
タイプの男性が1人いた。
最初は席遠かったのでみんなで話していた。

すると、「最近独立したんだ」と言っていた。
他の参加者は「えーすごーい!」とか「なんの仕事?」とか聞いていた。

私は、「独立するってなかなか勇気がいることだと思うけどどうして独立しようと思ったの?」と聞いた。

すると、相手の顔色とトーンが変わった気がした。
そこから独立の思いや夢を語ってくれた。

他の女の子の質問には短めの返答だったのに、私の質問には長めにストーリーを話してくれた。
また、表情も生き生きしてたし前のめりで話していた。

この客観的な事実からこの人の話したいことはコレなんだ!と思って、さらに夢や思いに対して「もう少し具体的に教えて」とか「なんでそう考えたの?」とか深掘りしていった。

話がひと段落したのでお手洗いへ。
お手洗いから帰ってきたら席が変わっていてタイプの彼と隣の席になることができたので個別で話した。

相手から「男性の好きなタイプは?」と聞かれた。

「タイプはあまりないんだよね」と答えた。

「うーん。とはいえ誰でもいいわけじゃないよね?」
と微妙な表情をした。

あっ、返答ミスったかなぁと思ったので、
「食の好みが合う人かなぁ。ご飯食べることと飲みに行くのが好きだから一緒に楽しめる人がいい。特に韓国料理とかインドカレーとか辛いのが好きなんだ。」
と答えた。

「俺も辛いもの好きで中本とかよく行くんだ」
と教えてくれて辛いもの話で盛り上がる。

「逆に好きな女性のタイプってあるの?」と私から聞いた。

「仕事が好きで忙しいからそこを理解してくれる子がいいなぁ」と教えてくれた。

「理解って会う頻度とか連絡とか?」

「会う頻度というよりは仕事で疲れてるからあまり外出たくなくて家デートが好きなんだよね。それを理解してくれる子がいいなぁ。」

「私もめちゃくちゃインドアだからまったりデートいいなぁと思う。家では何することが多いの?」

「アニメとか映画とか見るよ」

「えー私もアニメ大好き」

とここからアニメの話で盛り上がる。

この時点で相手から連絡先を教えてと言われる。

解散後、お礼のLINEを入れたら「オススメの韓国料理屋があるから今度一緒に行かない?」と連絡が入っていた。

【習慣化すること】
・独立のきっかけを聞くとストーリーを語ってくれるので今後も聞く
・相手の大切にしてるものや価値観を具体的に聞いて共有する
・こちらも好きなものや趣味を具体的に伝える

【改善すること】
・タイプを聞かれた時に返答で「タイプはない」は反応が悪かったので次回は「こんな人が好き!とかこんな人は嫌」と具体的に伝える

 

面倒くさっ!!
と思ったあなた。そう面倒くさいです。

私は振り返りが好きだし毎日やってるので慣れました。
ただ、振り返りを始めてからビジネスも恋愛も格段に成果が変わりました。

相手の言動の理由や感情の機微を感じ取れるようになり、信頼関係を築きやすくなりました。

こんなにできないよという方は、下記だけでも振り返る習慣をつけましょう。

・相手が1番食いついたところ
(相手が1番楽しそうだったとこり)

・相手の反応が悪かったところ

・上手くいったこと

・上手くいかなかったこと

・上手くいかなかったことは次回同じ状況の時にどうするかを決める

 

毎日5分でもいい。このたった5分の振り返りが人生を大きく変えるかとしれません。

 

 

※全て筆者の解釈です